日記と制作記録(2025/02/06)


・今日は、あんまりこの「日記と制作記録」を書きたくない日だった。

・朝4時くらいに起きた。あまりよく眠れなかったが、目が覚めたので起きた。夜中、まだ真っ暗な時間に真っ暗な部屋で一人目覚めると、「過去にはもう絶対に戻ることができない」ということがすごく辛くなることがあるのだが、今日はそれになって、辛かった。

・中学1年生の後期、俺は学級委員長をやった。学級委員長は1クラスに男女一人ずつが選ばれるんだけど、俺じゃない女子の方の学級委員長は…仮にAと呼ぶことにする。そのAは、頭がよくて顔もちょっと良くて、そして育ちが良くてプライドが高くて、何と言うか、多分これまでの人生でも、この先の人生でも深く関わることが絶対にないタイプの女だった。

・そのAという人が、確か学級委員の集まりで他の人と言い争いになって、泣いてしまったことがあった。

・女というのは大抵絶対に心のうちを見せないというか、彼氏や旦那でもない限り他の男には他人行儀な対応をする生き物だと思うのだが、特にこのAという人はそういう感じの女だったし、特に俺は他人行儀をされる側の男だった。

・この日、みんなと言い争いか何かになって取り乱したAと、記憶は定かではないが恐らくその言い争いの中で波風を立てないようにしていたであろう俺は、その学級委員の集まりが終わった後、教室を出て、廊下で少しだけ何か打ち合わせというか、一言二言話したような記憶がある。

・泣いて取り乱したSだったが、少し冷静さを取り戻していた。そして、さっきまでの醜態を少し恥じるように笑いながら、何か一言二言会話した後、俺に「じゃあね」と言って去っていった。多分、Aが所属していた吹奏楽部の部室に行ったのだろう。

・この時の「じゃあね」は、今でも覚えているくらいで、何か特別な「じゃあね」だった。何か、取り乱した後で、他人行儀を取り繕う余裕のなかったAが、一瞬だけ心のうちを見せてくれた…というと大げさだけど、何か対等な感じの「じゃあね」だった。それが何か偉く感動した。

・こんなことを、早朝に思い出した。恐らく確実にAはこの時のことを覚えてないと言うか、覚えるに足りる出来事は何も起きていないのだが、俺は覚えている。世界で俺だけが覚えていて、そして俺が死んだらこの世からそんなことがあったという事実は消滅するだろう。

・こういう過去がかつてあって、そしてその過去にはもう二度と戻ることができないという事実が本当に辛い。今からそんなこと、ないもん。もう30歳だし。あれは13歳だから良かったんだ。そして、そんな出来事が初めてで、またそんな出来事をを何も期待していなから良かったんだ。

・今朝は、このAの出来事を思い出したり、高校生の時のこと思い出したりして、辛くなってしまった。

・今朝、俺の東京タワーについて、何かやっぱり「終わらない」予感がした。どうやって作っていけば良いのだろうか。進むべき方向がわからない。理路整然と言葉にはできないのだけど、何となく直感的に、イメージ的に、「完成しない」感じがする。いや、完成は必ずしようと思えばできるだろうが、「救われない」感じがする。結局、俺は何がやりたかったのかよくわからないまま、不全感のまま、終わって、救われない人生が続く気がしてしまうのだ。今日は、前向きな気持ちになれない。何故だろう。積み重ねても積み重ねても意味がない感じがする。俺一人にできることは限界がある。そして、自分で自分のことを書くのも限界がある。誠実に作りたい。誠実が全てだと思う。誠実に作ることが大事だと思う。誠実に作った結果救われないのであれば、それはしょうがないのだと思う。不誠実に作って救われるよりはずっといい。

・雪かきをしようと思って早朝に外に出たら、あるハプニングがあって猛烈にテンションが下がった。

・やろうと思っていた転職のこと、ほとんどできなかった。エージェントの人、やっぱりだらしない奴だと俺のこと、思うんだろうか。明日頑張りたい。

・寝る。


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